【04.04.07】仕事終わらず、ついに授業日を迎えることに。しかし、手許に資料もないのだ。大学の図書館で入手するしかない。不便である（事典の類いは高くて買えないんです）。
　授業日を迎えてしまったので、授業のパートをすべて今年度仕様にしました。木曜日は、２限と３限が入れかわり。やりにくい。やりにくい…。

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【04.04.10】８日より今年度の授業開始。年度末の仕事が終わってないので、授業の準備が夜中にずれこみ、初日から睡眠１時間となる始末（げっそり）。昼休みに集まりがあったので、午後の基礎ゼミ用プリントづくりを２限前にやらざるをえず、枚数も多かったので、早めに自宅を出た。おかげで準備は十分。しかし睡眠不足で、しゃべりに多少影響。授業終了後図書館で調べものをしてから（社会学事典と福祉社会事典は３階にあるわけね）実家に合流して、早めの夕飯。眠かった。
　夜中の３時過ぎに（メジャーリーグ生放送中の）NHKが「24時間以内に解放とアルジャジーラ報道」と速報を打つ。その後アルジャジーラのTV放送で流された画面（および字幕）も放映。日経ウェブでは、「日本国民へのお願い」声明も報道（ここが一番詳しかったと思う。通信社の配信記事でもなかったし）。政府は真贋の判断をしなくてはならない。真であることの根拠として通用するリソースとは、この場合何だろうか（Iraq group to free Japanese hostages @ ALJAZEERA.NET）。
　まだ開講していない授業に参加なさる予定の方からメールをいただいた。こういう経験ははじめて。どうやってこのウェブを見つけたのでしょう？　担当者の名前で検索をかけたのでしょうけれど、そういう発想ができるということに関して、ふんふん、うんうんと思う。ともかく、どうぞよろしく。
　木曜２限の授業について記事を書きました。

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【04.04.17】すべての授業が始まったのであった。１週目は「ガイダンス」でよかったわけなのだけど、やっぱり睡眠時間削って、しゃべりまくって終わった。怒濤の一週間である。またかよ。今日は昼過ぎまで寝ていた。しかし、わりに早く復活してる感じ。いつもは日曜の夕方くらいにならないと、元通りに（？）ならないのに。ずっとこうだといいのですが。
　国境を超えたテレポリティクス。今われわれは、そういうものを目にしているんですね。与党の自己責任論とか、経費の請求とか、そういう発言も、インタナショナルに、「見られてる」ってことを気にしたほうがいい。「国益を損なう」でしょうよ。金平記者のパウエルインタビュー、突然決まったみたいですね。ご本人の弁があります（「ホワイトハウスから徒歩５分」、4月15日の記事を参照）。
　昨日の夜中に、『オレンジ・デイズ』なるドラマの初回（のみ）再放送ってのを見た。北川悦吏子脚本ですな（今年の向田邦子賞は『すいか』の木皿泉）。「社会福祉心理学」なんて、ドラマでは、実在しないカテゴリでやらなきゃいけないっていうお約束でもあるのでしょうか（「福祉心理学」という言い方は、学科名として出てきているようですが）。その割には、授業シーンで「森田療法」なんか出てきちゃうしねえ。その北川悦吏子を代表としていたのが「トレンディドラマ」だったと思うけど、「トレンディドラマでジェンダー論」ていう授業を見つけた。そりゃあ人は集まりますでしょう。
　基礎ゼミ＠武蔵大学のパートを２回分と、女性論＠跡見短大のパートに記録を書きました。去年はへばってあまり書けなかったけど、今年はどうでしょうか。本末転倒にならないようにしつつ、できるだけちゃんとやりたいと思ってます。

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【04.04.18】昨日は洗濯、今日はそうじに書類書き。今年は夏休みにECAについて集中講議をするので、そのシラバスを書いていた。集中講議は久しぶり。テンション上がるから、ものすごく疲れるんですよね。以前やった時は、終了後発熱したもん。今回もそうなりそうだ。
　PTSDが持ち出されているのをみて少し驚いた。だって、「直後」なわけだから、ASD（Acute Stress Disorder）じゃないのかな。そう思って「日本トラウマティック・ストレス学会」のウェブで確かめてみたら、確かに「直後の１ヶ月以内」に強い症状が出ている場合はASDとあったけれど、PTSDについての記述に、被害経験後しばらくたってから発現する、といったようなものはなかった。症状の持続が「１ヶ月以上」なんだな。そうでしたか。でも、各全国紙の報道ぶりに違いがあるのは興味深い。見出しではPTSDと断定したものになっていて、記事中でも、弁護士が、「医師がそう診断した」と述べているかたちになっているものが複数だが、産経がていねい（へえ〜）。「当初は本人らが記者会見する予定だったが、ドバイでの診察で３人が心的外傷後ストレス障害（ＰＴＳＤ）と診断されたため中止。帰国後に診断した医師は『急性ストレス障害。これからストレスが加わるとＰＴＳＤになる』との所見を明らかにした」（東京新聞記事にも同じ記述あり）。３人の診断結果も、個別に載せている。朝日は、「人質から解放され、帰国した３人が記者会見に出席しなかったことについて、家族の弁護士は１８日、ドバイの医師作成の診断書に、３人について心的外傷後ストレス障害（ＰＴＳＤ）症状の発現も危惧（きぐ）されるとの指摘があることを指摘した」という記述。その後に続けて「同日未明に、家族代理人の弁護士１０人が連名で、日本新聞協会、日本民間放送連盟、日本雑誌協会、日本外国特派員協会の加盟社に対し、要請書を送った。この中で、『３人は死の危険にさらされた誘拐、拘束事件の被害当事者です。』とし、集中豪雨的な取材をやめるよう求めた」とも書く。それと、NHK報道が、日本政府批判にみえるのだけどどうでしょうか。殺された奥克彦さんの活動を中心に置いた番組（NHKスペシャル「奥克彦大使　イラクでの足跡　〜日本に何ができるのか」）でも、官邸、与党から出てくるものとは異なるニュアンスの発言が紹介されていたと思いますしね。「国際法廷」の時は酷かったから、挽回ということですか？
　木曜のクラスをひとつと、水曜のクラスに記事を書きました。本格開始は先週じゃなくて今週なんだから、ちゃんと睡眠時間を確保すべし。

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【04.04.19】火曜日の午後を自分の勉強に使えないかと画策していたのだが、やらねばならないことがもう１つあったことに気がつき（大ショック！！！）、少なくとも今週は、諦めた。本も読みはじめていたのに、がっかりである。授業が始まってから、休まる暇がない感じだけど、今年は勇気を奮い起こして在宅仕事をやめたので（でも、前期だけのつもり）、いつもより深く息を吸いこめるような気は、するのだった。
　今日は何をやったっけ。教室の移動だの（木曜２限の授業は、ゼミ室に引っ越しします）、設備についての確認だの、テキスト印刷にかかわる手配だのと、何本か電話をかけて、シラバスを送信して（３日間にすべきか４日間にするか、悩んでます）、それから…。大してはかどってないことがわかり落胆、というか愕然。アイロンかけようと思ってるのにできてないしなあ。
　それでも、中村うさぎが対談番組で話してるのを見てしまう。この枠は、誰が登場するのか、ちゃんと事前にチェックしておこうと堅く心に誓った今日なのであった。美容整形には一切触れず、ショッピングと結婚（離婚）バナシで構成。結婚番組やってますからね。しかしまあ、屈託なく「ゲイ」を登場させますねえ。離婚して担当番組から外されて（朝の生活情報番組担当の時ですよ。いったい、あの番組がフェミニスト番組だった頃だったら、ありえたでしょうか、と思ったことだった）、「日本では離婚すると職を失うのか」と海の向こうからかつてコメントされた黒田アナも、「そういう相手との結婚生活は…」なんて尋ねてしまえるしねえ。『オレンジ・デイズ』でも、厭な相手を追っ払うのに、「オレ、実はゲイなんだ」って場面作っちゃうしな。
　そんな話はともかく、「性別役割分業も、自分たちで選んだのなら」なんて言ってたけど、自営業だったら、配偶者を家族従業員にできるから専業主婦でも専業主夫でも無権利状態にはならないが、会社勤め家庭じゃそんなふうにはいかないんだよっ（怒）。ほんとに、NHKは、後退してしまったよ（『はんさむうーまん』て番組を覚えている方、どれくらいおられます？）、と言いたくもなるが、興味深いところもないわけじゃあない。
　うさたまドットコムとか、深澤真紀さんの仕事ぶりなんか追いかけてみると、いろいろ考えてしまうが、やめましょ。早稲田のクラスに記事を書きました。９時まで眠れるゾ。

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【04.04.26】授業でもないのに徹夜になり、また夜になっても眠気訪れず。マズいか？　でも、これだけなんだかんだやっても自分自身のためになるかどうか未知数というのはね。
　土曜日のサッカーは感動した。心揺さぶられるチームだった。録画してなくてとても残念。今日は惜敗だそうだったけど、休まず出ていた澤選手の靭帯は大丈夫だろうか。
　名古屋テレビ編成局長が、放送番組審議会の女性委員に「子どもも産んでいないような女が、偉そうにものを言うな」と暴言したという報道。委員を委嘱したのは局ではないのだろうか。「『子供を育てたことがない人に子育てなどわかるはずがない』と言ったのが事実。不用意な言葉が、深く傷つけたことは大変申し訳ない」と文書で回答した、というのは、使える…？ 　金曜日のクラス第１週目の記録と、火曜日のクラスを更新。emcaのパートも。

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【04.04.29】昨日の話。授業で使う資料プリント、一部しか作りかえられなかった。追加もしたかったのになあ。フィードバックプリントも作るはずだったのにダメ。午前中の授業から戻って、一所懸命やってたはずなのになんででしょう…。どれくらい眠ったんだっけ。そうだよ、そのへんにごろごろしただけだったんだ（嘆息）。ペットボトルにコーヒーつめて、ふらふらしながら出かけた。
　帰り道、MDが直ったので、有楽町のKENWOODショールームに取りに行く。取り替えた100円の部品は、小さな小さな筒状の歯車。で、作業料が5000円（まあねえ。でも、ボイスレコーダに乗り換えるつもり。なんか、エキストラの仕事が入らないかなあ…）。修理に出すのではじめて行ってみたわけなのだけど、いろいろお話できてちょっと楽しかったのだった。聴かせてもらったのだけど、高いスピーカの音って、ほんとに違う。
　再放送で、「ものしり一夜づけ」を見た。テーマは「晩婚」。コメンテータは重松清だったが、ダメだ、ってことがわかってしまった。「できちゃった婚」について、「非難されるべき理由もあるけれど」というような意味のことを言った後で（ここまでは、「おお、珍しい」と思ったことだったのに）、「そうやって背中を押してくれるものがないと結婚しないのでは」みたいに続けたのだ。悪態つきたいですね。今晩は「今夜は恋人気分」（このタイトル、内容と乖離してると思うけどね）。内田春菊はとても真剣であることがわかって、他人事ながら辛かったけれども、見てよかった。
　また睡眠不足で出かけることになりそうだけど、水曜日と金曜日のクラス、第２週目の記録を書きました。受講者にとっての情報価値はあまりない記事だけど、負債がたまっていく感じがするのがイヤだったので。明日は帰りに図書館に寄ってDVDを確認してみなくては。清泉のは全部借り出されてたから。

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