■（99.12.31）なんと（？）大晦日になってしまったのですが、どうやら年賀状書きは終わったものの、トイレ掃除をしたくらいです。毎年夜中までそうじをしております。ぜんぜんサエナイの〜。今年もなんだか色々ありました。どれもあんまり実りがないようで、辛いのですが（夏にプール通いをしだして、1000ｍ泳げるようになったというのが、例外です）、しかたありません。でも、９月にこのサイトを開設して以来、1800を越えるアクセスがありました。いずれも数は少ないですが、知人で「見てますよ」と言ってくださった方、非常勤先の学生さんで、サイトのアドレスに電子メールをくださった方もあります。ここは、皆川満寿美が、個人の立場で、そして、社会学の勉強をし、大学で社会学教育に従事する者として、何らかの意義あれかしと運営しているサイトなのですが、ご批判であれ、ご感想ご質問であれ、「見てますよ」のひとことであれ、いただいたすべての反応は、私にはとてもうれしいものなのでした（私のような暮しをしていると、colleagueとの接触もままならなくなりまして、そうかと言って、各大学へは講義の時間に間に合うように出かけて、終われば帰ってくるだけですから、学生さんとやりとりできるわけでもないですし、そしてそうしたやりとりに時間を割けるような身分でもないのですから）。このサイトに来てくださったすべてのみなさま、どうもありがとうございました。みなさまの来年のご健康とご多幸をお祈りいたします。どうぞよいお年を。

■（99.12.26）ふーっ、ひとさまと関りのあるかたちで、やらなくてはならなかったことが、今日終わりまして、いちおうほっとしました（いくつかミスを発見して、悔しいのだけれど）。バイトは残すところあと２日、これで年末冬休み体制に入れます。などと言いつつ、１本100円の日が来たので、何本か借りてきて見ていますが、『ヴァージン・フライト』がよかったです。ケネス・ブラナーとヘレナ・ボナム・カーターですね。好きなタイプの映画です。神戸ルミナリエに思いをはせつつ、東京ミレナリオのアーチをくぐりました。HPをいじっただけです。

■（99.12.22）冬休みなので、今までできなかったところも含めて、更新していきたいと思っていますが、年内はちょっと無理そうです。と言いつつ、ちょっといじりました。

■（99.12.21）講義は終わったんだけれど、29日まで、一日おきにバイトで外出っていう日々を送ってて、なんか、やりにくい。土曜日に参加した研究会での報告、質疑応答に関するやりとりを、安川研究室＠一橋大学のサイト（下記でリンクしてます）でしたりしています。そして、その「ありうる一つの社会学」である「エスノメソドロジー」に関する研究会（エスノメソドロジー・会話分析研究会：emca研）の主催する研究集会が、来月の30日に、明治学院大学で開催されます。関心がおありの方は、ぜひいらしてください。いちおうこのサイトにはemcaに関するページも作ってあるんだけど、内容貧弱です。そろそろ大学の講義から解放されるんだから、こっちを充実させたいなあ…。「1600字紹介」が１本届いていますが、まだアップロードしていません。が、久しぶりに雑感を更新しました。あっ、そーいえば、わたし、1700番ゲットしました。

■（99.12.19）年内最後の授業をすべて終えました。終えた後も予定が詰まっていて、サイトの更新ができませんでしたが、一通り書き換えましたので、ご覧ください。昨日は、会議が一つ、研究会が一つ（関東社会学会研究例会＠立教大学）あったのですが、朝まで会議のための資料を作っていて、多少は眠らなくてはと、目覚ましをかけて眠ったのがいけなくて、目を覚ましたら集合時刻を１時間すぎてました（目覚ましは止めていたのだが記憶なし）。何のことはない、基礎ゼミで学生さんがやってしまったことを、私もしてしまったというわけ（笑）。週の後半はいつも睡眠時間が少なくて、しかも体調もよくなかったんですけど。幸い資料はファクシミリで送って、私からの意見もつけておいたので、他の皆さんにかけた迷惑は、多少緩和されたかと思いますが。研究会のほうはどうしようかと思いましたが、私の専門であるエスノメソドロジーの報告があったので、途中からとなりましたが参加しました。最近遠離ってしまって悲しいので（講義等では扱っていないもんですから）。トランスクリプトの提示を含めて、PowerPointを使っての報告（ポータブルのプロジェクターも持ち込みです！）。授業なんかも含めて、私もああいうふうにやってみたいなあと思いますが、そうした設備のある教室はなかなかないですしね（あっても使えない―例えばスクリーンが黒板の真ん前に降りてくるようになっていて、黒板と共用できない、とか―ところも多いですね）。また、プレゼン用のアプリケーションを使うためには、ノートパソコンが必要ですが、私には高嶺の花です。研究会では、エスノメソドロジーの報告をすると必ず出てくる誤解を含む（けどまあ出るのもしかたない）質問に対して、いくつかのやりとりがなされました（私も混じって、言いたいことを言いました）。終了後も、場所を移してやりとり。少なくとも、司会氏は、満足していたみたいです。怒濤のように過ぎていった土曜日だった…。疲れ果てて眠り、本日は午前中から仕事。早めに終わったんでまあよかったけど。木曜日、「今日はこれから『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』の試写会に行くんだー」（amazon）って言っていたりゅうた氏、どうだったどーだった？　話し聞かせてよね。金曜日には、昨年度の講義に参加していた学生さんのひとりに再会。元気そうな様子は聞いていましたが、「どう、楽しくやっている？」と尋ねると、「（そりゃあ）もーもーもーもー！」という答が返ってきたので、よかったあ、と思いました。「彼女の知的関心を満たすような授業、あるかしら？」と多少心配していたんですが、そういうのもある、ということでしたので。「今日の（私の）講義、どうだった？」と聞いてみたら、「途中がスローモーでしたね」と批評。ありがと。

■（99.12.13）というわけで今週は年内最後の週なので、いくつかのクラスに対する期末の課題を作成。残りは１月にアナウンスすることにしている。文献ゼミのレポータさんから、感想が届いたので、掲載。ついでに、『ハゲを生きる』（amazon）の回についても、膨らませておいたのでご覧ください。来年度の講義概要、早く書かなくちゃ…。

■（99.12.11）昨晩は、おともだちをお呼びして、鍋をやってみた。キャベツが美味だった。その後は映画観賞会（といっても、私はほとんど寝てたんですが〜）。／あの映像の中の「何」が、笑われたのだろうか。「性同一障害」がニュースになったのは、去年のことなんだけれども、すでに忘れ去られているのかもしれない。第二、第三の手術も、引き続き報道されているのに。「これが世間というもの」という経験は、ネガティヴなものに決まっているから、あまり経験したくないけれども、それを直接見聞する機会がないというのも、おかしな話なのだ。いやしかし、それは担当している全クラスで起きるわけではないんだ。起きやすい条件が、あるんだろう。例えば受講している人数が多いと、私語が出やすくなることと同じかもしれない。「目立たないだろう」というのは、大いなる誤解なのだけれども。教室は暗いから、「誰が笑っているのか」は、見えにくいし。／来週で、年内の講義は終了。バイトは残っているけれど、再び私自身のための時間が戻ってくる。

■（99.12.07）倉橋由美子「パルタイ」を読む機会があった。一人称で語ることは世界の中心に自己を置くことであるということ。「自己決定」という言回しに回収できるにしても、あの文体の前では、「自己決定」ということばは何の実質も持たないように思える。もちろん社会学のおもしろさは、概念の目新しさや、その単独の記述力のみにあるわけではないけれど。基礎ゼミのページと「性現象〜」の文献リストを少しいじり、記録を整理。『ハゲを生きる』の須長さんからメッセージをいただきましたので、いずれ掲載します。

■（99.12.03）昨日、「逃亡か…」と書いたせいか、そのひとりから電話連絡あり。何でも、朝の４時までやっていたのだが、その後記憶なく、気がついたら午後になっていたんだそうです。ご本人は恐縮して（まあ当然ですけども）電話してきたんですが、それなのにこんなことを言っては申し訳ないかもしれないんですが、話を聞きながら、可笑しくて可笑しくて（ちょっと涙でた）…。みんな珍道中してます。いいぞ！　未完成のまま４時になってそのまま記憶がない〜ということなので、早く完成させて、とにかく送るようにと指示しました。来週読んでもらってもいいしね。もうひとりは、どうしてるんだろう…。／おともだちから、“ペット”のデスクトップ時計をいただきました。うれしー。

■（99.12.02早朝記）あーもう、最近時間の使い方がヘタになってしまって、困っちゃいます。もともと上手じゃないんですが。ヴィデオ映像の編集をしなおしたり、プリントも作り直したりしてたらもう朝。でも、今日は楽しみなことがふたつあります。基礎ゼミと文献ゼミ。でも、寒い日になりそうですね。／（99.12.02深夜記）基礎ゼミも、文献ゼミも、私にはとても楽しく、幸福でした。辛いことばかりの日々なのですが（どうやら来年度も生活は変わらないみたいだし…）、こういう幸福感は、（本務先のない）私には、ほんとうに、かけがえのないものです。関連するページを更新しました。はーっ、もう寝なきゃ。